Chapter 2

気象予報士試験合格ナビ

1 入門書を通読しよう

いままで気象の勉強をしたことのないに人には、とてもとっつきにくいと思います。
熱力学や大気力学など、理系であってもすぐに理解できるものではありません。
だから、いきなり、数式や教科書を読んでもすぐに投げ出してしまっても仕方ありません。
まずは、しっかり気象現象をイメージすることが必要です。
そのための入門書もたくさんあります。以下がその代表的なものです。
入門 気象予報士試験―よくわかる合格へのガイド

2 「一般気象学」を読もう

気象予報士試験の「一般知識」の教科書として「一般気象学」はもっとも有名です。
この本は大学の教養学部向けの教科書なので数式も出ますし、難しいかもしれません。
しかし、気象予報士と呼ばれるためには、この本を理解できることは最低限必要だと思います。
まずは、入門書をしっかり読んで、気象現象のイメージを持ってから臨んでください。
数式は細かいところを追わずに、その数式がどういう意味を示しているのかを意識してください。
一般気象学
真壁京子の気象予報士試験数式攻略合格ノート―数式大嫌いの人に贈る!

3 参考書と問題集で問題演習をしよう

ここまでくれば、十分な基礎知識は持っているはずです。
次は、参考書と問題集をセットで購入して、分野別に知識を確かめて、その分野の問題演習でその知識を定着させてください。
その組み合わせは次のようなものです。
気象予報士試験 徹底攻略テキスト (資格試験らくらく合格塾)

気象予報士学科試験徹底攻略問題集【第3版】 (資格試験らくらく合格塾)

4 過去問・模擬試験をしよう

あとは、本番に向けて、過去問・模擬試験をして、本番の練習をしましょう。
過去問を解くと、教科書に出てないような問題もあって、不安になるかもしれません。
でも、心配は不要です。試験の合格基準は15問中11問前後です。本に載っている知識で解ける問題をしっかり解けば十分に合格できます。

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